アク水の効果? 夏休み自由研究

アク水が水分の蒸散作用に効くぜ!というお客様の声をお聞きし、ちょこっとミニ実験をしてみました。

試験素材はミニトマトの葉っぱ。同じくらいの葉数の枝を2本用意し、片方をアク水の濃いものに30秒ほど浸します。 左が処理無し、右がアク水に浸した試料。アク水の濃さはかなりアバウトなので葉っぱにワラ灰の黒い粉が少し付着しています。
容器のひと目盛りが20cc。スタートは各80cc、温室内の日陰に置きました。 一日後。数ccの違いが見えます。処理済みの方が減り方が多い。
二日後。なんと10cc以上の差違が見られます。 三日後。約20ccの違いが出ました。処理済みの方が多く水分を吸収し、蒸散しているということです。
 これだけです。こんな程度の実験でアク水の効果が云々というつもりは全くありませんが、想像以上の結果ですこし驚いたのも事実です。容器からの蒸発量は左右同じ条件ですから、結果としては葉っぱが吸い上げる量がそれだけ違うということは明らかです。吸い上げた水分が葉の中に溜まっている様子は見られませんから、気孔の開閉がうまく働いているのか、または気孔が開きっぱなしなのか、その分が葉から外部へ放出されているということになります。そのメカニズムは顕微鏡で調べないとわかりません。これがオモトにも同じ作用をするのかどうか、これはわかりません。ただアク水はカリ肥料としての効果だけでなく、養分移動などにも必要と言われていることがなるほど、と納得させられる結果でした。