よく頂くご質問 【順不同】
Q
A
おもとに花芽は付くのですが実がなりません。 花芽は大体5月から6月にかけて伸びてきます。この時期に花芽に水がかかりますと花粉が流れて受粉しにくくなります。潅水の際に水がかからないように気を付けます。出来れば柔らかい筆で花を撫でてやると自家受粉してたくさんの実が付きます。
新築祝にオモトを贈ると良いと言われましたが本当? 「オモトってどんな植物?」のページにも紹介してありますように徳川家康が江戸城入城の折りにオモトを持参した故事に由来して「吉草」として扱われています。また常に葉が緑であること、古い葉の間から新しい葉が伸び出してくることから「縁起の良い草」としても知られています。お引っ越しや新築祝いにオモトを贈るのはとても「気が利いている」と思います。その際には出来るだけ丈夫な品種を選びたいですね。
外側の葉が枯れてきました。どのように処置すれば? 6月から7月にかけては新葉が出て古い葉が落ちる、新陳代謝の時期ですから自然なことです。葉先から枯れ込んでくるので見苦しいですが、取りあえずその部分だけハサミなどでトリミングしておき、葉元まで枯れてきたら丁寧に取り除きます。
新しい葉の葉先が赤く枯れてきました。どうすれば? 古い葉が落ちるのは自然ですが、新葉が枯れてくるのは芋または根に障害が起きている可能性があります。時期を問わず鉢から抜いて芋根を点検し、芋の悪い部分は切り取り、根が悪くなっていたら整理してから植え替えます。
葉が垂れてしまいます。 採光不足で徒長した葉などは、冬から春にかけて外に垂れやすくなります。まだ根の活動が不十分なのに葉からの蒸散が始まるからです。細い支柱を3本位鉢にたて、細いビニールヒモで周りから支えてやると良いです。垂れたままにしておくと葉が早く落ちる傾向があり、芋も太りません。
親株に子が3本も出ています。株分けしたほうが良いのでしょうか。 大株にして葉姿を楽しみたい場合もあれば、鉢数を殖やしたい場合もありますので、これは好みの問題ですが、株分けする場合は、子株自身の根が3本以上あることが大事です。出来れば2年目に分けたほうが分けやすく、子株の成長も良いです。
用土に土は使わないのですか? 基本的に畑土は使いません。目詰まりを起こし根がうまく育たないからです。花崗岩質の「朝明砂」、「ボラ土」、「軽石」など水はけの良い用土を使用します。
鉢はどんなものが良いのでしょう? 特にこれでなければ、ということはありません。朝顔鉢やポリ鉢でも十分に育ちます。一般的には三河楽という3本足が付いた黒い楽焼鉢が使われます。通気性が良く、形がオモトと調和するからでしょうか。
葉の表面に細かい疵が付いて褐色になってきますが? スリップス(アザミウマ)に齧られた跡でしょう。5月から7月にかけて、新芽のうちに葉の表面を食害されます。害があった後では回復出来ませんが、そうならないように殺虫剤(オルトラン、パダンなど)を散布します。
葉に丸い褐色のシミが出来てきたのですが? 赤星病(黒星病)の可能性があります。冬季間または前年から感染している場合が多いです。葉の内部でカビ菌が繁殖し、増殖のために葉の表面に現れて他へ胞子を飛ばすために出てくるのです。拡がるととても厄介なので、かわいそうですが病変部を大きめに切除して焼却し、殺菌剤(ベンレート、ダイセン、ダコニールなど多数あり)を何回か散布しましょう。症状が現れた場合は最低1年間は散布を続ける必要があります。