天龍の舞(てんりゅうのまい)

薄葉系 登録品

登録者吉田直寛(三河支部)

品種解説

平成元年に登録者の吉田直寛氏が平野太白園より、この獅子は登録出来るとても良いものであると言われてその時4 点の獅子を購入。共に入手した「貴婦人」「貴宝の舞」「龍陽の舞」は既に登録済み。最後の1 本であるこの「天龍の舞」はなかなか繁殖がしにくく、最近になってようやく6 本に殖えた。登録者の言によると「私も87歳になり、最後の登録として、おもと界の発展につなげていきたいと思っています」と、今回の登録申請に至った。作出は昭和60年代で、命名は吉田氏。現在、覆輪1 本、縞覆輪3 本、縞2 本である。『現代おもと名品集』第1 集119p、平成4 年掲載、『萬風展記念帖』第4 回60p、平成16年掲載。

巻きが良く、甲竜が高く、随所にビリを打った葉が見えて変化があり、巻き方にボリュームがある。若い頃から親木にかけて大きく変化するのが特徴で、若い頃の高龍や角巻きが親になるとより高い甲竜に加え、彫りの深い細かな雅糸竜が現れ、葉肉も数段厚く変化する。縞も細かく現れ、華やかさも特徴。稀に獅子の剣葉も現す。

出典: 新登録品種のご紹介(日本おもと協会)